今回はギターのフレットを手軽に磨ける「YAMAHA メタルクロス」をご紹介します。
フレット磨きのメンテナンスグッズ
その前に、皆さんはギターのフレットを何で磨いているのでしょうか?フレット磨きのメンテナンスグッズはたくさんあります。
FERNANDES スクラッチメンダー946
よく見かけるのが、「FERNANDES WCS スクラッチメンダー 946」。
歯磨き粉のペーストみたいな研磨剤をクロスにつけてフレットをゴシゴシするわけですが、このペーストというのが、僕は何かと面倒くさい。
だって、
- フレットと指板の隙間にペーストが入りそう。
- そうならないようにしっかりきっちりマスキングテープを貼らなくちゃいけない。
- 拭き取りをしっかりしないといけない。
- クロスも磨き用と拭き取り用を用意しないといけない。
- クロスがすぐ汚れそう。
というわけで、ピカールも同じ理由でNG。
FRET BUTTER(フレットバター)
あと最近人気なのが、「dmi guitar labsのFret Butter」。
クリーナー液が染み込んだ布でフレット全体を軽く拭いて拭き取れば、フレットも指板もピカピカになるというスグレモノらしいです。
ですが、これもまた何となく購入意欲が出ませんでした。理由は、
- フレットも指板も綺麗できるっておかしくない?
- よくわからんものを指板に浸透させたくない。
- 拭き取るって作業が面倒。
- ココナッツの匂いが嫌い。
同じ理由で、「JJ’s Gorgomyte ポリッシングクロス」もNG。
そんな中、手軽なものを見つけました。
YAMAHA ( ヤマハ ) / メタルクロス スリムタイプ MTCS
マイクロファイバー生地で作られた、ニッケルメッキ専用のクリーニングクロスです。本来は管楽器用みたいです。
他にもMサイズ(290x340mm)やLサイズ(380x580mm)なんかもあります。
今回購入したのはスリムタイプ。
幅15mm、長さ30cmの細長いクロスが5本入っています。
このクロスでフレットを磨いてみます。
2月ほど張りっぱなしだった弦を外した状態です。フレットは少し曇った状態です。
フレットを磨くときは念の為、フレット磨きプレートを使っています。
フレット1本を磨いただけでこれだけメタルクロスが汚れました。
フレットを磨く前と磨いた後の写真です。見た目がだいぶ違います。
最終的に21フレットをほど磨くと、細長いクロスの1/3くらいの両面を使用することになりました。
ということは、フレット磨き15回くらいでなくなる計算です。
メタルクロスは手軽!
メタルクロスは、ただ磨くだけですので、拭き取りもいらなし、余計な液体もペーストも残りません。
マスキングテープでマスキングする必要もないし、変な匂いもありません。
弦交換ごとのフレット磨きであればこれで十分だと思います。
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