改造する前に、とりあえずSquier Affinity Telecasterがどんなギターなのかメモっときます。
Squier Affinity Telecasterの全貌
購入したのは、「Squier by Fender / Affinity Series Telecaster (Butterscotch Blonde)」。
2016年の中国製。中古。
バタースコッチブロンドという色。普通に自分の頭で考えたらこの色は選ばない。
でもブラックとかの塗りつぶしとかよりも木目がきれい木材を使っているんじゃないかという若干の期待を込めて選択しました。
買う前に写真で木目が確認できたこともポイント。塗装を剥がしてから、木目が許せないくらい微妙だったら悲しくなるから。
ボディ
ボディ材はアルダーで、ポリウレタン塗装。
よく見るとボディは4ピースになっている。
ボディ厚は40mmで通常のテレキャスより5mmほど薄い。
ネック
ネック材はメイプルで、ポリウレタン塗装。
サテンフィニッシュのようにすごいサラサラしている。
ネックも当たり前だがレスポールより薄い。Cシェイプ。
ネックの厚さは1フレット22mm、12フレット23mmくらい。
指板材もメイプル。
指板のRは9.5インチ(241mm)。
ナットは人工骨。
ナット幅が1.6インチ(40.6mm)でE to E スペーシングは32.7mm。ナローネックというやつか。
スケールは648mmで21フレットまで。
ヘッドの厚さは14.3mm。
ペグはナット経φ10、穴はφ10.3mm。
ネックプレートは4点止め。Squierのロゴ入り。
ピックアップ
ピックアップはフロント、リヤともにシングルコイルピックアップ。
ピックガードはブラックで1プライ。
ブリッジ
ブリッジはブロックの6連サドルで弦裏通しが無いいわゆる「トップロードスタイル」。
1-6弦間は54mmで弦間ピッチは10.8mm。
ブリッジのプレートは横幅80mm、縦100mm、高さ14mm。プレートの厚さは2.7mmくらい。
プレートは5点止めで通常のブリッジとは違う箇所にビス穴がある。ブリッジを変えるならビス穴を埋めなければならない。
電装系
コントロールプレートを開けてみた。
ボリュームは250K/Aカーブ、トーンは250K/Bカーブ。
どちらもポットの経φ24mmで、取付軸経φ7.9mm、取付軸の長さ6mm、先端スプリットシャフトφ6mm。
コントロールノブはフラットタイプでイモネジで留めるタイプ。2mmの六角レンチで取れる。
トーンのコンデンサ(キャパシタ)が100Vの0.047μF。
ハイパスと思われるコンデンサが100Vの0.001μF。
3ウェイレバースイッチはボックスタイプのやつ。
アウトプットジャックが通常のテレキャスターとは違う。
わかんなくなりそうなので、配線図を描いてみた。
Squier Affinity Telecaster 配線図
総評
重量は3.4kgでとても軽い。というか僕の持っているレスポールが重すぎのかもしれない。
弾いていてすこぶる快調。
ボディに擦り傷はあるが、それ以外はキレイ。
このテレキャスの気に入らない点は、弦が裏通しになっていないことと、アウトプットジャックがテレキャスっぽくないこと。
この2点で購入を渋っていたが、他に目ぼしいものがなかった。改造すれば解決することなのでとりあえずOK。
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