THEE MICHELLE GUN ELEPHANT アベフトシの使用するテレキャスターカスタム4号機を自主製作したときの話、その4。
- その1(ボディとネック、ピックガードの調達)
- その2(ボディ、ネックの塗装とピックガードの穴あけ)
- その3(ボディとピックガードのシールディング)
- その4(ピックアップとポットとコンデンサーをハンダ付け)
- その5(ペグの取り付け、ストラップピン穴あけ、ネックの取り付け)
- その6(ブリッジの取り付けと配線、ピックガードの取り付け)
ワイドレンジハムバッカーの取り付け
アルミテープを貼り終えたら、いよいよピックガードアッセンブリーの製作です。ピックアップやポットをピックガードに固定して配線していきます。
アッセンブリーパーツについては、こちらにも詳しく書いています。
参考:アベフトシのギターのスペックを考察してみた[テレキャスターカスタム][ミッシェルガンエレファント]
まずはピックガードにフロントピックアップであるFenderのワイドレンジハムバッカーを固定します。どうでもいいけど、ワイドレンジハムバッカーの線や表面には蝋っぽいものがすごい付いてました。
ピックガードのPU穴は、横80mm×縦45mmで、ちょうどワイドレンジハムバッカーがハマる大きさでした。(当たり前か。)
とりあえずつけてPUの高さはまた後で調整します。
ポットとミニトグルスイッチの取り付け
次にポットです。ポットは国産24mm経ポットです。ボリューム2つが500KのBカーブ、トーンが500KのAカーブです。
これらをピックガードに固定します。ナットは11mmのスパナで回せます。
次にミニトグルスイッチです。これはNKKスイッチズというメーカーの「M-2020L/B(ラージブッシング)」です。これはESPのミニトグルスイッチと同じものです。
これのナットは14mmのスパナで回せます。
パーツをつけると、ピックガードがだいぶ重くなります。
ブリッジにピックアップを固定
ブリッジはFenderのビンテージスタイルの6WAYサドルブリッジです。
リアピックアップは、Fenderのオリジナル ヴィンテージ テレキャスター ピックアップです。
ブリッジにピックアップを固定します。リアピックアップにはネジとバネがついていないので、別で用意する必要があります。
テレキャスターカスタムの配線図
ここからはいよいよハンダ付けです。ハンダはケスターを使ってます。
テレキャスターカスタムの配線図って通常こんな感じです。
Fender USA ‘72 Telecaster Custom オリジナル配線図
しかしアベフトシテレカスモデルはトーンの位置にミニトグルスイッチのある2ボリューム1トーン仕様です。いろいろ調べまくって、このように配線することにしました。
ハンダ付け
まずはポットから、フロントとリアのボリュームポット2つに対して、ポットのアースを落とすため、ポット裏に1番端子をハンダ付けします。
つぎに配線です。配線材はクロスワイヤー(レプリカ)の22AWG 撚り線 7×30AWGを使用します。
まずは、フロントボリュームポットの2番端子とミニトグルスイッチをはんだ付けします。
次にリアボリュームポットの2番端子とミニトグルスイッチをはんだ付けします。
それからミニトグルスイッチの側面とリアボリュームポットの側面、そして、リアボリュームポットの裏、フロントボリュームポットの裏、マスタートーンの裏をアース線でつなぎます。
ポットの裏面や側面はヤスリなどで磨いて細かな傷をつけてやるとハンダが載りやすくなります。
次にコンデンサー(キャパシタ)ですが、今回はSprague社のCERA-MITE (0.022μF/100VDC)を使用します。
アベフトシ4号機はただのセラミックコンデンサーです。松下工房の人に聞きました。足が長いのであらかじめ必要な長さに切っておいて、設置しやすりように足を曲げておきます。コンデンサーはマスタートーンの1番端子とポットの裏をつぐようにハンダ付けします。
コンデンサーがハンダ付けできたら、次はマスタートーンの2番端子とミニトグルスイッチの真ん中2つをハンダ付けします。
とりあえずはここまで。ピックアップの線はまた今度。
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