
どうも、ゴールデンウィークですね、えむ氏(@mlog_xyz)です。
前回の記事では、僕のピックのこだわりを書きました。
ある日、僕はまた消耗品であるギターのピックを買おうとした時にふと思ったんです。
ピックを大量購入すれば安くなるんじゃないか?
僕に合ったピックはもうだいたいわかっている。これから先ピックのこだわりが変わることもおそらく無いだろう。
それならチマチマ買うんじゃないくて、大量に買えば、安く抑えられるのではないか?
と言っても通常の楽器屋(ネットショップ含め)で買っても値段は変わらない。それならオーダーすれば良くないか?
そんなことを思って、市場調査のため「ピック オーダー」でネット検索をはじめました。
そしてある記事を見つけたのです。
想いを持つ男との出会い
その記事によると、知り合いのみでピックオーダーを受け付けていたが、最近一般受付をし始めたとのこと。ふむふむ。
記事を読み進めると、ところどころ出てくる「MLピック」という言葉。
「MLピック」って何?と思ってすかさず検索。するとなんと「1枚50円の特殊表面加工されたピック」でした!
主だったメーカーのピックはだいたい知ってはいたけど、MLピックなんて聞いたことがない。しかも安い。トライアングルもあってなんか滑り止め加工もしてあるらしい。いいじゃん!使ってみたい!
そしてそのMLピックを作った人の思いがブログに書かれていた。

内容は上記の参考URLで読んでもらうとして、この記事を読んだ時、「想いを持ち、それを自ら行動して実現していくすごい人だなー」と思いました。
そしてあとでわかったのですが、「最近ピックオーダーを一般受付し始めた」のもこの方でした。
Music Lifeの「のりさん」
この方とは「のりさん」という方で(勝手に「のりさん」と呼ばせて頂きます)、ギタリストで音楽に携わるいろいろな仕事をしている方のようです。

ギター片手に世界を周った経歴の持ち主で、音楽の動画やブログもやっている方です。
写真や動画を見たらイケメンでした。勝手におっさんだと思っていたぜ…。
- Blog : https://norikazu-miyao.com/
- Twitter : http://twitter.com/norinori0107
- Youtube : https://www.youtube.com/user/norinori0107
そして、この「のりさん」の運営している楽器機材店「Music Life」がスゴイのだ!
Music Lifeのスゴイとこ
「のりさん」の運営している楽器機材店「Music Life」をスゴイとこを紹介しましょう。
業界最安値の楽器機材店
主に販売しているのが、ピックと弦。それが安い!
まずはピック!
例えば「Tortex Triangle / JIM DUNLOP」が税込み70円。ちなみに有名楽器通販サイトのサウンドハウスは税込み75円。
「Ultex Triangle / JIM DUNLOP」は税込み75円。サウンドハウスも税込み75円。
「Tortex Jazz III XL / JIM DUNLOP」は税込み70円。サウンドハウスは税込み86円。
次にギターの弦。
「GHS 10-46 Coated Boomers CB-GBL」が税込み920円。ちなみにサウンドハウスは税込み842円。
「GHS BOOMERS 10-46 GBL Light」が税込み580円。サウンドハウスは税込み486円。
「Ernie Ball Regular Slinky 10-46」が税込み595円。サウンドハウスは税込み475円。
「DADDARIO 10-46 EXL110」が税込み550円。サウンドハウス税込み496円。
※価格は2018/5/4日現在。
あれ?ギター弦はサウンドハウスに負けてる…。でも、でも、送料も含めたら安いんだよ!
サウンドハウスは送料432円。Music Lifeは送料170円。
そもそも、あの業界最王手のサウンドハウスと競えてるのがスゴイのだ!!!!
MLピック
上でも紹介してるけど、Music Lifeはオリジナルピックである「MLピック」ってのを作っています。

これが1枚50円。僕も買ってみました。

僕が買ったのはトライアングル型で素材がポリアセタールのものとウルテムのもの。
画像(特にウルテムピックの表面)を見てもらうとわかると思うけど、少し白くなっているのと思う。
これがMLピックの特殊表面加工です。実際には少し研磨をして細かいキズを付けている状態だと思う。
僕は前述の通り、ESPのピックをずっと使ってて、それはサンドグリップ加工という滑り止め加工がされていた。
この加工が自分にあっていると思っていたけど、研磨加工でも十分滑ることはなかった。
MLピックは、トライアングル型の他に、ティアドロップ型もジャズ型もある。
素材もポリアセタール、ウルテムの他にセルロースがあり、厚さも各種揃っている。
ぶっちゃけすべてのギタリストがこのMLピック使えば良いと思うくらい。
特にお金のない人、もしくはいろいろな形、素材、厚さを試したい人にはうってつけだと思う。
弦を全て真空パック
これが衝撃だった。こんなことしているお店あるの!?って。

弦を錆びさせないために、弦を1パックずつ、シリカゲル(除湿剤)をいれて真空パックにして、完全密封しているらしい。
実際に買ってみた。

僕は弦のまとめ買いをしないので、自宅での弦の保管方法を気にしたことがない。
メーカーによって、またはショップによって保管方法がずさんなことはあるかもしれない。特に海外のものならなおさら。
のりさんのブログを読むと、メーカーの元からの密封に不備がある場合もあるらしく、それならと「メーカーが密封したものにさえさらに真空パック」しているほど。
まとめ
すげーMusic Lifeの宣伝みたいな記事になってしまったけど、ぜひ頑張ってもらいたいという気持ちも込めて書いていたらこうなってしまった。
メールのやり取りでのりさんが親切丁寧なのはとても伝わってきた。
新しいことに挑戦し、より良いお店を作ろうとしている姿勢はとても素晴らしい。
こういう思いを持った人がどんどん活躍してほしいし、こういうお店がずっと続いて欲しい。

そして、これを機に僕は、Music Lifeにピックのオーダーをお願いすることになります。
その話はまた次回。
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