THEE MICHELLE GUN ELEPHANT アベフトシの使用するテレキャスターカスタム4号機もどきを自作したときの話、その3。
- その1(ボディとネック、ピックガードの調達)
- その2(ボディ、ネックの塗装とピックガードの穴あけ)
- その3(ボディとピックガードのシールディング)
- その4(ピックアップとポットとコンデンサーをハンダ付け)
- その5(ペグの取り付け、ストラップピン穴あけ、ネックの取り付け)
- その6(ブリッジの取り付けと配線、ピックガードの取り付け)
ピックガードのシールディング(ノイズ対策)
ピックガードに穴を空けることができたので、次はシールディングのためにピックガードの裏にアルミテープを貼ります。
これはアベフトシでも施されているものです。ノイズ対策とピックガードの透け防止でしょう。
アルミテープの調達
テレキャスターカスタムはピックガードが大きいので、1枚でピックガードを覆える大判のアルミテープを探したらモントルーのものがちょうど良さそうでした。
いま商品画像を見れば一目瞭然だけど、購入時はアルミテープが巻いた状態の画像が表示されていました。
アルミテープに折り目がないのが理想だったので、巻いた状態で販売されているモントルーのアルミテープを見つけて「これしかない!」と注文しました。
ですが届いてビックリ、パッケージの方法が変わったのか3つ折りされ袋詰されていました。
もうほかに折り目がなさそうな商品はなさげなので、このままこれを使っていきます。
アルミテープをピックガードに貼る
届いたアルミテープをピックガードに当ててみたら幅がギリギリ足りませんでいした。でもこれも仕方ないとしてそのままいくことにしました。
ピックガードには表にも裏にもビニールフィルムがはられていたので、裏面のフィルムを取ります。
アルミテープをちょうどいい大きさに切って裏の白いの(台紙)をめくります。アルミテープの裏面もアルミ(銀色)だと思っていたら白色でした。
アルミシールを木の板にピンと貼ってシールで止めていっきにピックガードを押し当てたましたが、若干空気が入りました。
アルピーテープを切る
ピックガードに併せてはみ出した部分のアルミテープを切っていきます。カッターが切れ味が悪かったり気を抜いたりすると、アルミテープがビリビリとなってちぎれるので慎重に切っていきます。
コントロールの4つ穴の部分は切っていくというよりも、点線のように切れ目をいれていくとちぎれず比較的キレイに切り抜くことができます。
ピックガード裏のシールディングはこれで完了です。
ボディのザグリのシールディング(ノイズ対策)
次にボディのザグリにアルミテープを貼っていきます。
凹型の部分にアルミテープをいっきに貼るのは難しいので、底面、側面と分けて貼っていきます。
ザグリの底面のアルミテープの貼り方
まずは底面、トグルスイッチのザクリ、キャビティザグリ、PUザグリにアルミテープを貼っていきます。
底面のアルミテープの貼り方は、ザグリにアルミテープをあてがって跡をつけます。そうすると大きさがわかるので、その跡から一回り大きく切り出すことができます
台紙を取ってあまり折れ曲がらないようにがんばって底面に貼ります。
ザグリの側面のアルミテープの貼り方
次に側面です。
まずは、ザグリの高さを計測します。
その高さに併せてアルミテープを帯状に切り出します。
あとは、ザグリ側面を一周するように曲がらないように貼ります。
各ザグリにアルミテープを貼り終えたら、各々をつなぐルートにもアルミテープを貼ります。ザグリ通しがアルミテープで繋がったら、ちゃんと通電しているかテスターで確認していきます。
シールディング時の注意
アルミテープを貼る上で大事なのが(当たり前ですが)通電するように貼るということです。
底面のシールと側面のシールが重なって貼られていれば一見通電しそうに思えますが、そのまま通電しません。
アルミテープの裏面は電気を通さないので、重なっていても通電しないのです。なので、一部でもいいからアルミ部分とアルミ部分が接触する場所が必要です。
アルミテープの端を少し折ったりして、アルミテープ同士が接触するようにします。
コメント