パニック障害を患うと、いろいろと不便というか大変なことがたくさんあります。
僕がパニック障害になって辛かったことを挙げてみます。
日常生活での弊害
- 外出ができない。遠出ができない。旅行に行けない。
- 一人でいられない。一人で行動できない。
- 電車に乗れない。高速道路に乗れない。飛行機に乗れない。
- 買い物に行けない。美容院に行けない。映画館に行けない。
- 会社に行けない。仕事ができない。
- 友達の誘いにのれない。友達を誘えない。
家族・友人等の言動
- パニック障害という病気を理解してもらえない。
- 「気の持ちよう」と言われる。「心の甘え」と言われる。
- 偏見の目で見られる。
- つきあいが悪いと言われる。
自分自身について
- 今まで培った自信が喪失する。自分を不甲斐なく思う。
- 家族・友人への申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
- 未来への希望が持てない。
- 積極性がもてない。勇気がもてない。
病気・病院・薬について
- パニック障害の症状全般。
- 5分間診察。医師に信頼がもてない。
- 薬を飲み続けなければならない。
- 病気回復への手応えがない。回復の目処が立たない。
…などなどです。これら以外にも、思い出せばもっといっぱいあると思います。
あなたの周りにいるパニック障害患者の方も、僕と似たような辛さ・苦しみを抱えているかもしれません。
パニック障害を患うひとが周りにいたら
パニック障害患者を支えて下さる家族や友人など周りの方々も、パニック障害患者の方の言動に不安や不満を感じることもあると思いますが、一番辛いのは家族や友人に心配や迷惑をかけ続けているパニック障害患者だと思います。
パニック障害患者の方だって頑張って早く治したいと思っているはずです。ですから、家族や友人の方にはどうか温かく見守ってあげてほしいと、心底思います。パニック障害という病気を理解してあげて、治療への協力をしてあげてください。パニック障害患者の方の話を聞いてあげて、付き添ってあげたり診察に同行してあげてください。
周りの方の理解と協力によって、パニック障害の患者の方は安心感を得ますし、治療への勇気と努力につながり、回復にもつながると思います。
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