最近、ギターの弦を替えました、えむ氏(@mlog_xyz)です。
GHSのコーティング弦を使っていますが、コーティングしていない弦とどちらがコストパフォーマンスがいいのかいつも気になります。弦交換の手間を考えて、今のところコーティング弦を使ってますが、コーティング弦もそんなに耐久性がいいとは感じないし、音も違うって言うし…。
まぁそんなことよりもアンケート紹介です。アンケートの紹介が溜まっていますので、GW中に何個か紹介していきたいです。
過去のアンケート回答まとめ
パニック障害のアンケート回答者をまとめています!回答してくれた方、ありがとうございます!
それではいってみましょー!
たつみ(26才)さん(男性)
パニック障害になったのはいつごろ?暦は何年?原因は?
2014年頃の転職活動期間中。
最初に体感しはじめた違和感は説明会に出向く地下鉄車内で急に下腹部から足先にかけてむずむずするような感覚で居てもられずに途中駅で下車後にトイレに直行。お腹の調子が悪いわけでもなく尿意のようなむずむず感だったが再度電車に乗るもドアが閉まった瞬間から落ち着かない感覚に囚われるようになった。説明会の予定時間も迫り次は降りて休む時間がないと気づき、三度目の乗車をしたものの「次は目的駅まで乗っていないと遅刻する」と思うと今度は強烈なめまいで足元ガクガク、つり革に釣られるような形で力が入らずその日は説明会のキャンセルをし帰宅。
どんな症状がどんなときにでる?
やはり電車と車、寝不足だったり体調が悪いと外出中の徒歩でも異様なむずむず感と尿意を感じ始めてた。電車のドアが閉まった途端にトイレに行けなくなる恐怖と漏らすのではないかと不安が増してきてからは電車は一駅も乗っていられない。タクシーでも5分も乗っていられない。もともと不安感が人よりも強かっただけにパニック障害だと知らず、そのうち治るだろうと気安く構えていただけに症状はどんどん悪化していった。
パニック障害になってから今まで何してた?
パニック障害だと知ったのも2016年1月に心療内科を受診して診断され知った。
前職をバセドウ病で辞めており、バセドウ病が落ち着いたあたりからパニック障害の症状が出ていたので何度かバセドウ病のかかりつけの先生に尿意感とむずむず感を相談していたが糖尿病を疑われて検査を受けたり、頻尿の薬を処方されたり泌尿器科を紹介されたりしたが効果なく病気も見つからなかった。収入もなく趣味の物を売っては生活に当ててそれでも出来る限り就職活動は続けていた。
2015年10月に限界がきた。親からの仕送りにも限界がきて自身の貯金も尽き、ポストには請求書の山の追い打ち。生きる理由も見当たらなく生きるためのあても考えつかないほど頭のなかは不安と恐怖に占領されて解離症もおこした。面接が怖い、人に会うのが怖い、気づいたら外出すらできなくなっていたのに気づき心療内科に行くのを決心。
それでも実際に病院に行くまで2ヶ月の時間が過ぎてた。
治すために何した?
パニック障害と診断されるまでに何度か外出の機会を作っては極力外出してた。趣味のカメラを持っては近場でもいいから歩く、電車に乗るようにしてた。あとはスマホのingressというGPSを利用したゲームアプリを楽しみながら外出するようにしていた。が、金銭的な問題でカメラも売ってしまい、日に日に増す外出に対する不安感でingressもやらなくなってしまった。
治すためには何をすればいい?
発作が起きそうな状況では自分の好きな空間を作ること。ゲームや読書、周りに迷惑が掛からなければ何でも!少しでも効果がありそうなことは何でもする。部屋の掃除、通りかかった神社に手を合わせる。思い込みで発作を起こすならその逆のことをやってみようと。
最近は食べ物にも気をつけています。大好きだったコーヒーとエナジー系ドリンクを控え、紅茶にしました。極力、カフェインとアルコールは避けること。
治すためにはどんな考え方が必要?
パニック障害だと診断されるまでは漠然として解決の糸がわからなかったが病院に通い始めてから病気のことを調べては心が落ち着ける方法を模索し始めたばかり。
今でも治ってない理由は?
パニック障害を理解していなかっただけに自分の心の持ちようだと思い込んでいたから。あとは金銭的な理由と将来の不安。
ちなみにどんな性格?パニック障害と性格って関係あると思う?
ストイックだと思ってる。が、実際は献身的で自己犠牲をいとわない。人の相談にのることが多いタイプ。悪く言えば自己主張が苦手で物静かで自己嫌悪が強い。
性格、環境、バセドウ病のどれも少なからず原因だと感じます。
パニック障害を患っている人にメッセージ
もし時間があればその時間を存分に自分のために使って欲しいです。パニック障害で思い詰めた自分から言えることは生きる理由はなくてもいい。楽しそう、楽しめそうと思ったら少しでもやってみること。
無理に病気のことを意識しないで今自分が全力で打ち込めることを見つけることが病気とのうまく付き合う方法にもなると思います。
過去にバセドウ病も患い、完治することはないです。そのときに知ったのは「病気とうまく付き合うこと」。健康な人と比べてアルコールやカフェインの摂取を控えることを余儀なくされてます。お酒を美味しく飲む方が羨ましくも思ったり。でも、運が悪い中でも運が良い方だともおもいます。
過去がどうあれ、未来がどうあれ、それを想像してるのはつまるところ今で。今頭のなかにある想像だけが将来や過去を変えるものとは思いません。電車に乗る前から、乗車中の不快感を感じるのも感じないのも選ぶこともできる。なら、気持よく過ごしたいことこの上ないですね。だから私は発作が起きそうなとき、日常でも心地が良い方法を選ぶことをができることに気づけました。今の状況が自身の運の悪さと決めつけるなら、これからは運の善し悪しすらも選ぶ権利があるものと考えてます。
あまり参考になる話ではなかったかもしれないですが克服したい状況で何か気が紛れることが見つかると認知行動療法は楽になるかなと思ってます。
その他書きたいことがあれば書いてください。
もしゲームを楽しめる人であればスマホのingressってアプリを試してみてください。外出しないと遊べないので少なからず外出する機会が増えると思います。今年にはingressのゲームを作った会社がポケモンGOというingressに似たゲームも配信予定なので興味ある方は調べてみてください。
あと、TEDでのクリス・ハドフィールドさんの恐怖心に関するスピーチは参考になるかもしれません。
アンケートを読んで
たつみさん、アンケートに回答していただいて、ありがとうございます。
たつみさんの考え方ってすごい良いなと思いました。過去や未来でなく今を考え、その瞬間瞬間を選択するって今話題の「マインドフルネス」な考え方ですよね。
不安や体の症状が出ると、どうしても衝動的に回避行動を起こしがちですが、たつみさんのようにより良い考え方の方法を選択する、これって相当難しいと思うというか、僕も今マインドフルネスの勉強中んなんですけど、全然うまく行かなくて。
バセドウ病なんどの病気を患って大変な思いをしたからこそ、「どう生きるか」を考え自分の選択で人生を豊かにしていく感じが、とても参考になりました。
たつみさんのいう「Ingress」とはこれですね。
参考:~初心者歓迎~Ingress「イングレス」の遊び方【初級編】 – NAVER まとめ
趣味を持って、外に出るのってとてもいいですね。パニック障害であることに囚われず、自分のために時間を使うことが、僕ももっと上手くできたらいいのになと思いました。
まとめ
アンケート回答者を引き続き募集してます。
アンケートの形をとらなくても、寄稿でもOKです。
このブログでよければ、吐き出したいことや伝えたいことを発信できますよ。何かあれば気軽にメールでもOKです。メアドはmlog.xyz@gmail.comです。
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