タイトルどおり逃げたら駄目なんです。これは今の自分に一番言い聞かせなきゃいけない言葉、そしてなかなか実行に移せない言葉です。
資格試験が終わって、ちょっとのんびりできるようになって、いろいろしたいことしてたら、その内自分の体のことも考えず調子こくようになってました。土曜日は夜まで友達と遊んで、日曜は早朝からソフトボール、暑さで熱中症になりかけ、その後も帰ればいいのにファミレス行って、眠さと疲れで調子悪くなって頓服のソラナックスを投入、午後はゆっくりしときゃいいのに、漫画喫茶行ってスラムダンク読んでました。そして今日は筋肉痛と疲れと眠気で仕事を早退…。社会人としては最低ですね。
そもそも最近の俺は何で熱中症になりやすいのか?そこも気になるとこですが、そこよりももっと考えなきゃいけないことは、何で今日会社行って早退しちゃったのかってことです。
今日の早退理由はおおきく言えば体調不良ということですが、パニック障害的に言うと広場恐怖に負けたという感じでしょうか。会社にいることが耐えられなかったのです。早く家に帰りたかった。疲れや眠気もあった、でも今まで早退した時くらいのパニック発作は起きていたなかった、発作以前の予期不安、広場恐怖に負けてしまったのです。
でもほんとは予期不安、広場恐怖なんてほっとかいないといけないと僕は思います。まさしく逃げたら駄目なんです。逃げたら逃げ癖がつきます。ほっといて体調がよくなるのもよし、テンパってきてパニック発作を起こすのもまたそれもよしです。パニック発作は別に起こしちゃいけないものではありません、起こした後に自分がどう思うかが大事なのです。森田療法の本によく書いてありますが、自分が怖いと思うところに思い切って行って(恐怖突入)、発作が起きても逃げずにいると、その内「発作が起きても死ぬわけじゃないし、時間がたてば体調もよくなってくるし、逃げても意味無いな、そのままほっとくのが一番だな」みたいなことを悟ることがパニック障害の快復につながると思うのです。
でもなかなかわかっていても実行に移せないのが自分の弱いところ。最近は自分で自分の限界をきめてしまったり、自分自身でブレーキをかけてしまうことが多いなと感じています。それ自体は悪いことではないと思うけど、その限界を低く見積もったりブレーキをかけるのが早いような気がします。
そうやって不安や恐怖から早めに自分を守ろうとしてしまいます。でもそうやって守っているとなかなか快復には向かわないのではと思ったりします。いろんな本を読んだりして、パニック障害のことを勉強して、いろんな克服の仕方を勉強したりしたけど、仕事をしだして社会にもまれる中で自分でいろんなことを悟っていくことのほうがプラスになっているような気がします。資格取得に関してよく「資格試験の勉強と実務は別物」と言われますが、それとまったく同じようなことです。本を読んでリラックス法なんかを学ぶこともとても大事ですが、仕事をしていろんなストレスがあって、それでも「最初は不安だったけどまあまあできるもんだな」とかって感じていくことも大事です。
そもそもこうやってわーわー言って頭の中で考えるよりも、体でぶつかっていくことのほうが大事なのです。とにかく逃げたら駄目なんです。
その前に無理をせずいつでもベストコンディションでいられるような体調管理が一番大事なんだろうけど…。
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