キョンシー

先週から今週の1週間、両親が海外に旅行に行っていました。その時いろいろあったので書いときます。ちなみに僕は親のことをザ・安心感と思っているので、両親のいないこの1週間はいい経験ができると思うとともに、不安と緊張でいっぱいでした。

火曜日に両親が旅立つ。この日僕は仕事に行って、仕事終わりにメンタルの病院に行った。この日から不安を抑えるワイパックスが1錠から0錠になって、パキシルが30mgから40mgになった。

水曜日、朝起きると気持ち悪さと頭の血の気が引くような不安感に襲われる。気持ち悪さはパキシル増量による副作用、不安感はワイパックスを断薬のせいだろうか。それでもいちおう仕事に行ったけど、吐き気と眠気で仕事にならず早退。不安感とか久しぶりにゾクゾクと感じて今までワイパックスがちゃんと効いていたことを知った。この日は家でゆっくりして早く寝た。

木曜日、朝起きたら体の節々が痛かった。寝すぎたかなと思って仕事に行ったが、喉の痛みと下痢が出てきて風邪と確信。仕事帰りに内科の病院にかかったら案の定風邪。2,3日の休養を余儀なくされる。

金曜日、家でゆっくりした。風邪は治らず。

土曜日、家でゆっくりした。体力は落ち気味。夜、パニック発作がいきなり襲ってきた。家で一人だったのでいろいろ呼吸を整えたりぶらぶらしてリラックスしようとした。いとこのおばさんと15分くらい電話で話してそれからなんとか落ち着いた。久しぶりの発作だったが落ち着いて対処できた。両親がいなくても何とかなるもんだなと思った。昔なら耐え切れず不安を自分でさらに大きくしていたはず。久しぶりにパニック発作に襲われて、パニック発作は背中を見せると襲ってくるイメージを持った。正面を向いて受け入れれば、そんなひどくはならないが、ビビッて逃げ出すといっきに襲ってくる。昔の映画『霊幻道士』、『幽幻道士』に出てくる
キョンシーみたい。キョンシーが出てきても、息を止めてじっとしとけばキョンシーは行ってしまう。だけど慌てふためいて声を出すとキョンシーは襲ってくる、みたいな。キョンシー、懐かしい。。。

日曜日、昼から不安感あり。前から友達と夕食を食べる約束があったので友達と居酒屋で夕食。その最中にパニック発作再来。気持ち悪さと倒れそうな感じがあったけど、無事対処。家に帰って就寝。夜3時ごろにも発作。足が痙攣して頭がパニック。そのうち寝た。

月曜日、不安が起きないように昼間のうちにワイパックスを服用。何も起きなかった。

こんな感じの1週間でした。ワイパックスは常時飲むことはなくなったけど、頓服として飲むことになっていたので、もっと早く飲めばパニック発作とかももっとマシだったんじゃないかと今になって思います。それからパニック発作が久しぶりに起きましたが、「死ぬことはない」、「時間が経てばそのうち収まる」、「両親じゃなくてもいざとなれば誰かが助けてくれる」、この3つの考えが頭にあったので落ち着いて対処することができました。パニック発作に襲われながら、「パニック発作に襲われたほうが早くパニック障害を克服できるのではないか」という気持ちにもなりました。大事なのはパニック発作が起きないことではなく、パニック発作が起きてもちゃんと対処できることであり、対処に自信が持てればそのうちパニック発作は起きなくなるのではないか。犬の嫌いな人が犬と触れ合って慣れていくようにパニック発作もそんな感じかなと思いました。医者にこの話をしたら、確かにそれは間違っていない、そういうのを曝露療法って言うんだよと言われました。

いろいろあった1週間でしたが、ここ最近ずっと前進しているって自分自身感じているのでこのまま突っ走りたいと思います。

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