仕事を変えてからの深刻な問題といえば、肩こりです。
デスクワークで、モニターを睨むように見てるので、気づくと目と首と肩が痛い。腰も押さえると痛い。
姿勢の悪さとのめりこみ過ぎが原因なんだと思うけど、気づくと集中しすぎて首も肩も固まってしまいます。
前の仕事もデスクワークだったので、首や肩や腰が痛くなったときは、よく湿布を貼って対処していました。
久しぶりに湿布でも買おうと思って、どうせなら効き目が良いのがほしいんだけど、今の湿布って種類が多くでどれがいいのかわかんない。
○○5.0%配合とかね。
だからちょっと自分で調べてまとめてみました。
有効成分でまとめた
サリチル酸メチル
サリチル酸メチルは第1世代の外用消炎鎮痛剤。要するに昔からあるやつ。
有効成分にサリチル酸メチルが入っている商品で有名なのが、「サロンパス」。
サロンパスは第3類医薬品です。
ちなみに第○類医薬品ってのは、含有する成分等により分かれていて、売り手が情報提供する義務とか情報提供する人の資格の有無が決まっているみたい。
たとえば、第1類医薬品は薬剤師による書面での情報提供義務があって、第2類医薬品は薬剤師または登録販売者による情報提供が努力義務で、第3類医薬品は情報提供の法律上の規定がないとか。
サリチル酸グリコール
サリチル酸グリコールも昔からある第1世代外用消炎鎮痛剤。
有効成分としてサリチル酸グリコールが入っている有名な商品は「ハリックス55」かな。
ハリックス55もサロンパスと同じで第3類医薬品。
ちなみにハリックス55のような昔からある白くてちょっと厚い湿布のことをハップというらしい。ハップは水分を含んでいて冷却効果があるけど、剥がれやすいという難点があります。
それに対して、これから紹介するベージュ色みたいな薄い湿布のことをプラスターというらしい。プラスターは水分を含んでないので冷却効果はないけど、剥がれにくいし臭いも少ないのが特長です。
インドメタシン
インドメタシンは1985年にスイッチOTCとして承認された(つまり、薬局で買えるようになった)有効成分。
ここから外用鎮痛消炎剤の時代が変わり、第2世代外用鎮痛消炎剤と呼ばれる製品がたくさん出てくる。
それで、インドメタシンを有効成分として作られたのが、「バンテリン」。
バンテリンは、第2類医薬品。
ってことは、薬剤師または登録販売者による情報提供が努力義務な医薬品ってこと。
バンテリンは膏体100g中にインドメタシンが1.0g入っています。
フェルビナク
フェルビナクは1995年にスイッチOTCで使用可能になった成分。
フェルビナクが入った有名な商品が「フェイタス」。
第2類医薬品。
効きめ成分フェルビナクを5.0%配合した経皮鎮痛消炎テープ剤。
膏体100g中フェルビナク5.0g入ってます。
ジクロフェナク
ジクロフェナクは最近(200年代)に使われるようになった有効成分。
ジクロフェナクが入った有名な商品といえば、「ボルタレン」。
第2類医薬品。
膏体100g中ジクロフェナクナトリウムが1gはいってます。
効き目について
これだけ、紹介してきてどれが一番よく効くのかって話だけど、効くかどうかは自分で試してみて良いと思ったやつでいいみたいです(笑)
第2世代(ジクロフェナク・フェルビナク・インドメタシン)の成分のほうが、後から出てきたんだから第2世代(サリチル酸メチル・サリチル酸グリコール)よりよく効くのは間違いないと思います。
第2世代はどれもあんまり効き目は変わらないという人もいるし、ジクロフェナク>フェルビナク≒インドメタシンというひともいます。
ボルタレンのHPにはこんなことも書いてありました。
ラットにカラゲニンを注射する試験を行い、ボルタレン®ゲルとインドメタシン軟膏、ケトプロフェン軟膏、フェルビナク軟膏の抗炎症作用を浮腫(腫れ)を指標に比較しました。 ボルタレン®ゲルは、インドメタシン軟膏、ケトプロフェン軟膏、フェルビナク軟膏のいずれと比べても浮腫を強く抑制し、また、その作用はインドメタシン軟膏、ケトプロフェン軟膏、フェルビナク軟膏よりも持続的でした。
参照:ボルタレンEXの医療関係者向け情報:ノバルティス ファーマ株式会
僕も新しいもののほうが効くのではないかという印象です。
ちなみに僕がずっと使っていた湿布は「パスタイムFX7」でした。
そんなパスタイムもジクロフェナクが2%もはいった「パスタイムZX」が今では発売されています。
今度はこれを買ってみようかな。
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