今日9月23日、tower recordsから注文しておいたDVD「横山健-疾風勁草編-」が届きました。
2013年11月ころ、この「横山健-疾風勁草編-」が劇場公開された時は、僕はパニック障害だし、このマニアックなドキュメンタリーフィルムを一緒に見てくれる人もいないので、見たくてもみれないという悲しい状況でした。
それからすぐに「横山健-疾風勁草編-」のDVD化の誤情報が流れたとき、もうDVD化は無いかな、と思いました。それは横山健氏が天邪鬼気質なので、「そんな情報流れたら、もうDVD出さねぇよ」って思うだろうなと思ったから。
それが「横山健-疾風勁草編-」DVD化が決まったときは、やっと見れるなーと思いました。泣くほど嬉しいとかではないです。
Ken Yokoyamaとのなれそめ
横山健氏はHi-STANDARDのギターとコーラスをやっている人。僕がHi-Standardに触れたのは高校3年くらい。文化祭でギターも弾いたし、CDもわざわざ(ただのひねくれ者)輸入盤を買いました。
それから2000年くらいにハイスタが活動休止になって、それが原因じゃないけど僕もエレキギターからアコギに持ち替えました。
でもああいう系統の音楽はずっと好きだっから、ハイスタはずっと聞いていて、でもハイスタの新譜が出なくて、Ken Yokoyamaを聞くようになりました。その辺りの音楽を掘り下げて、SherbetやThumbなんかも好きになって、ハイスタを聞いて育った人たちのバンドを聞くようになって、Hawiian6やlocofrankを好きになっていきました。
2011年に震災が起きてAir Jam2011が開催されて、僕もエレキギターが弾きたくなって、中古のギターを買い、今Hi-STANDARDとKen Yokoyamaの楽曲のみをコピーしています。
横山健は人を惹きつける魅力がある
僕が好きなギタリストを聞かれたら「横山健」と答えます。それ以外あまりギタリストを知らないし、知っててもかっこいいなと思える人もいません。
「横山健は僕の憧れで、ギターヒーローで、神です!」なんて暑苦しい気持ちはないけど、Hi-STANDRADの楽曲は聴いても弾いても面白いです。そして何より横山健氏は僕を惹きつける何かがあります。
僕はハイスタのライブ映像とかKen yokoyamaのライブその他の映像を見たり、コラムや本を読んだりしてでしか、横山健氏に触れたことがありません。
表面上で見てると、やってることはただの子供だし、無邪気なバカな心のまま大きくなった感じな人なんだけど、よくよく見ると、この人は頭がいいなーと感じます。頭が切れる感じです。
横山健氏は天邪鬼気質なので、人と同じことがしたくないという気持ちが伝わってくるし、何か意思を持ってすべての行動をしている気もして面白いのです。Ken Yokoyamaの楽曲もいいけど、横山健氏の起こすアクションも気になっている僕がいます。
じゃあ「朝勃ち」も「ゲリラ勃起」って言えばいんじゃね?(猛爆)
— 横山健 (@KenYokoyama) 2014, 6月 29
DVD「横山健-疾風勁草編-」を見た感想
僕が見た感想としては、ドキュメンタリーなので面白いストーリーがあるわけでもなかったです。今までの映像、紙媒体で横山健氏の生い立ちやハイスタ結成から活動休止までも知っていたので、あまり目新しい情報もありませんでした。
というか、そこまで横山健氏のことを知っている僕ってそうとう気持ち悪いやつじゃない?と自分で思いました。でも妄信してるわけでもないし、そんな熱量のあるファンってわけでもないから何でなんだろうって考えたら、答えが出ました。それは「やはり何かを成し遂げた人の話は聞きたい」でした。僕は成功や大成や幸せや豊かな人生を探求しているので、こういった人の話を聞きたいのです。
DVDを見て改めて思いましたが、僕が夢中になって聴いていたあの頃、みんなのギターヒーローだったあの頃、バンドとして大きな成功を収めていたあの頃に、メンバー間の関係が悪くなったり、体調が悪くなっていたなんて、当時は知る由もありませんでした。
みんなから見える栄光の影にその人にしかわからない苦難があるんだなと思いました。活動停止は仕方ないことなんだなと思いました。
昔ハイスタを聴いて暑くなっていた人たちは、大人になった今、見てみるといいDVDかもしれません。
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