過去のアンケート回答まとめ
パニック障害のアンケート回答者をまとめています!回答してくれた方、ありがとうございます!
それではいってみましょー!
岸本かよさん(女性)
パニック障害になったのはいつごろ?暦は何年?原因は?
2011年4月、出勤してすぐに異変。
息苦しくて、呼吸が浅く早くなるも、そのまま外回りへ。
駅でうずくまってしまい、救急搬送。
搬送先の病院では特に何も言われず、点滴された薬の名前をネットで調べたところ精神安定剤だった為、心療内科を受診。
原因は夫との離婚問題と、夫からの経済的、精神的DV。
夫…別れたい
私…別れたくない
どんな症状がどんなときにでる?
今現在は、その時の緊張感やストレスがすぐに出るのではなく、2~3ヶ月後前からのストレスの蓄積で起こるように思う。
白い紙がまぶしく、文字が点滅して見える。
電子音がうるさくてたまらない。
(ファミレス勤務のため、入店のチャイムや、席に置いてある押しボタンのコール音で、くらくらする。)
雑踏や喧騒が耐えられない、また避けるようになる。
胸が苦しくなり、徐々に呼吸が浅くなる。
勤務中は呼吸法でどうにかしのげるが、それ以外は薬で予防する。
何十回経験しても、毎回、心臓の病気を疑ってしまう。
過呼吸の症状が出始めた以降、勤務日数や勤務時間が軽減されないと、死にたくなってしまう。
ちょっとしたことで、自暴自棄になる。
パニック障害になってから今まで何してた?
発症してから半年後、2011年10月に休職。
実際は8月末頃には限界を感じていたが、なかなか許可がおりなかった。
休職後は完全な引きこもり。
翌年7月に離婚裁判により、離婚成立。
治すために何した?
住んでいた住宅が、創価高校の近所で、地域住民は創価学会の人の割合が高かった。
布教活動をされ、入会。
お経を唱えていると心が落ち着いた。
学会の方の薦めで、生活保護も受けた。
学会の活動の為、徐々に外に出られるようにもなったが、宗教を理由に私生活に必要以上の干渉をされるようになったので、後に他県へ転居することとなるのだが、この時の私には学会活動は効果的だった。
たまたま受診した漢方のクリニックで、砂糖を断つと治ると言われたので、藁にもすがる思いで徹底的に実践。
砂糖断ちと共に、一気に断薬も行ったので、2週間ほど禁断症状と倦怠感が強烈だった。
治すためには何をすればいい?
パニック障害の他に、睡眠障害と鬱も併発していたが、そういう病名がつくことを恥だと思っていた。
生活保護もまたしかりで、完全に負け組に入ったと思った。
何事にも完璧さを求め、仕事は全力で取り組むのが当たり前だったが、休職後は「やりたくない事はやらない」と考え、昼夜逆転しても、一回も靴をはかない日があっても、何日も風呂に入れなくても、無理にどうにかしようと思わないようにした。
現在は症状が軽いので、ネガティブな人と関わらないとか、つまらない愚痴や悪口を聞いてやらない事にしている。
ネガティブ思考に触れると、精神が一気に蝕まれるので、何人か交流を断った人もいるが、誰にでも満遍なく好かれる自分を演出しないことにしたので、さほど気に病むこともなくなった。
治すためにはどんな考え方が必要?
多少楽観的であった方が良いと思う。
自分の病名を隠し通そうとするより、カミングアウトした方が楽だった。
その際に、周囲には理解を求めない。
ただ、自分の状況を把握してもらうだけで十分。
調子の良いときは進んで仕事に取り組み、悪くなりそうな時は仕事を軽減したり、追加の仕事依頼を断る。
そういう働きかたができる職場に身を置くと、いわゆる貧困層に属するようになるが、行政や、助けてくれる人に対して、そんな自分を恥じないようにする。
気の進まない、不要な人付き合いは、可能な限り排除する。
完治を目指すより、最低限の生活が出来るように、軽減されれば良しとするのが、ハードルが低くて取り組みやすいと思う。
今でも治ってない理由は?
一度そういう状態になると、ストレスへの耐性が弱くなると思う。
ストレスの全くない生活がはなかなか出来ないので、やむを得ない。
喘息や糖尿などと同じに、うまく付き合っていく事も、選択肢の1つだと思う。
ちなみにどんな性格?パニック障害と性格って関係あると思う?
人からは良く見られたい。
完璧主義。
片付けられない症候群でもあるので、職場では几帳面でキレイ好きのイメージを保とうとし、また、職場ではそれが容易に出来てしまう。
元来人見知りで引っ込み思案。
自分に近しい人の前では出来ないが、私生活にあまり関わっていない人の前では、目立ちたがり屋になる。
人前で何かすることに、全く躊躇しなくなる。
完璧主義者はなりやすいような気が、しないでもない。
パニック障害を患っている人にメッセージ
薬に頼らなければならない時は、それでいい。
食生活は改善した方がいい。
無理は禁物。
公開していないだけで、心療内科にかかっている人は、自分が思うより多い。
自分で命を断つことは最大の罪であの世で今よりもっと辛い目にあう羽目になるので(私はそう思っている)、死にたいと思わなくなるだけでも、大進歩。
状況が変わらなければ、医者を変える事も検討。
ころころと頻繁に変えるのは、逆効果な場合も。
いいと言われてやったことが効果がなかったら、それはあなたの体質に合わなかっただけ。
アンケートを読んで
岸本かよさん、アンケートに回答していただいてありがとうございます。
岸本さんの言うとおり、パニック障害はうまく付き合っていくのが大事なのかなーと僕も思います。
というのも僕は今なかなか一人で行けるところが広がっていかなくて、「自分はダメだなー」とか「何でできないんだろう」とか考えて落ち込みそうになるのですが、そんな落ち込んだって良いことがないので、それよりもできることを精一杯やればいいやと思うことで、自尊心を保つというか、楽観的になっています。
そんな感じで「克服する」という完璧を求めすぎるのではなく、「うまく付き合っていく」という一見中途半端な姿勢が、無理なく生きていけることにつながり、結果的に良い方向へ転がっていくのではないかと思いました。
まとめ
アンケート回答者を引き続き募集してます。
アンケートの形をとらなくても、寄稿でもOKです。
このブログでよければ、吐き出したいことや伝えたいことを発信できますよ。何かあれば気軽にメールでもOKです。メアドはmlog.xyz@gmail.comです。
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