パニック障害がなかなか治らない理由と、パニック障害を患う人と交流を持ちたい今日この頃

tearoom

僕はパニック障害になってもう10年は経つと思いますが、いまだに治っていません。薬も飲んでいます。

今日はパニック障害がなかなか治らない理由を考えたいと思います。

まずパニック障害の治療法として、以下のようなステップを踏むのが順当だと思います。

パニック障害の治療は、(1)急性期(約3ヶ月間)(2)安定化・継続期(維持療法期・約2年間)(3)治療終結期(約数週~数ヶ月)の3つの時期により治療戦略が異なります。
パニック発作が頻発している急性期治療の基本は、発作の再発を極力防止する事です。その為にこの時期の治療は心理的療法より薬物療法の方に重点が置かれれます。
次に、安定化・継続期(維持療法期)になると、回避行動(広場恐怖)が治療の主目標となり、薬物療法の継続と供に認知行動療法(エクスポージャー法を中心とする)が治療の柱になります。  
最後の治療終結期には、徐々に薬物を減量し治療の終結を目指していきます。

参照:パニック障害の治療 (こころの病気のはなし/専門編) – ハートクリニック横浜

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安定化・継続期から抜け出せない

この治療過程のどこで躓いたり足踏みするかといえば、「安定化・継続期」だと思います。僕もここにいます。

「安定化・継続期」は、「回避行動(広場恐怖)が治療の主目標となり、薬物療法の継続と供に認知行動療法(エクスポージャー法を中心とする)が治療の柱になる。」と書いてある、ふむふむ確かにそうだと思います。

だけど、なかなかこれが簡単にできないのです。ここから抜け出せないのです。

理由としては、恐怖に飛び込むことができない。一人では怖くて認知行動療法ができない。もう二度とパニック発作を起こしたくない。予期不安も広場恐怖も嫌だ。仕事があるし、治療に専念できない。パニック発作を起こさなくていいなら今の行動範囲でいいやと思ってしまう。普段の生活は普通にできるからそんなに困らない。狭い範囲ならば何の支障もなく生きていける。わざわざ恐いところに行きたくない。ネットで何でも買えてしまう。こんな感じ。

僕は甘えたこと言ってると思います

こんなことを書くと、「おまえは頑張ってないんじゃいか?」「そんなのは甘えだ!」「舐めるな」と言う人もいるかもしれません。

確かに僕は恐怖に飛び込む勇気がなく、不安や恐怖に立ち向かうことが少ないのかもしれません。甘い考えをしているのかもしれません。「治った人はもっと頑張っています」と言われればそれまでです。

しかし、今までも僕は恐怖に突入してきました。認知行動療法をしてきました。電車に乗って名古屋に行けていたときもありました。車で遠くまで行っていたこともありました。

それでも、ずっと起きていなかったパニック発作が起きたり、症状の悪化をしたりしては、もう一度1からのチャレンジをし、またよくなったと思ったらまた悪化したりして、前進後退を繰り返しました。

凝り固まった思考、偏った思考

その中で感じるのが、自分の凝り固まった思考や偏った思考です。

以前の記事でも書きましたが、ちょっとした思考の変化で「絶対に行けるわけない、できない」という思考が「あれ?もしかしたら行けるかも、できるかも」という思考になる。逆もまた然りです。

要は思考の変化が必要なのだ。

それがわかっているのだけども、その思考を変えることが自分でなかなかできません。自分の思考を変えようと自分が考えているのだから、無理もないのかもしれません。自分の枠内の経験や知識で物事を考えるから変わるわけがありません。

パニック障害の人と交流を持ちたい

だから、ちょっと思い立ったんだけど、「パニック障害の人と話したい、話を聞いてみたい」と思いました。

治った、治した人の話でもいい。そんな人たちのパニック障害を治すためにやっていること、考えていることを聞けば、そんなきっかけがあれば僕の思考もちょっとしたことで変わるかもしれない、と思いました。特に僕は頑固で自分が正しいと思いがちなので、同じ苦しみを知る人の違った思考を聞きたい。

そもそもこのブログもパニック障害のことをみんなに知ってほしい、僕の考える克服法やリラクゼーション法を知ってほしいという気持ちと、パニック障害を患う人の交流の場にしたいと思って作りました。

なので、何かパニック障害の人との交流がしたい。パニック障害の人にインタビューとか対談とかしたい。なんかお互いに得られるものがあるかと思いませんか?今はskypeとかハングアウトとかあるし、何でもできる気がする。

興味のある人はご連絡ください。メールかTwitter(@mlog_xyz)。
気軽によろしく。ちなみに僕の自己紹介はこちら

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