今年は有名人のひき逃げ事件があって、「ドライブレコーダーってやっぱり大事だなー」と思いました。
それは自分の無実を晴らす効果ももちろんあるんだけど、自分の運転を戒める効果が僕には大きいような気がします。
せっかちだし荒っぽい運転するし。録画している=ひとに見られるってことを自覚して安全運転を心がけたいです。
というわけでドライブレコーダーを車に設置したいけど、そんなお金は無い。
調べてみると、使っていないスマートフォンがドライブレコーダーになるとのこと。
使ってないスマホはあるので、やってみようということになりました。
スマホのドラレコアプリを選定
まずは、ドラレコアプリの選定。Androidで有名なのはこのあたり。
- Safety Sight-Sight – 接近アラート&ドライブレコーダー
- ドライブレコーダー(Tzutalin)
- アウトガード – カムコーダー
- DailyRoads Voyager
僕がドラレコアプリに求める機能としては、この2つ。
- 常時録画機能
- 充電On/Offで録画On/Off機能
ドラレコアプリによっては、事故とかの衝撃があった前後10秒だけ録画する、とかいうアプリもあるけど、どうせならずっーと録画していてもらいたい。そしてどうせなら音声も録音しておいてもらいたい。
そして、常時録画であるならその録画タイミングなのだが、わざわざスマホをいじって録画のオン・オフを行うのは面倒くさい。エンジンを掛ける→スマホがUSB充電開始→勝手に録画開始、みたいな方法を取りたい。
そう考えると、常時録画のできない「Safety Sight-Sight」は無し。
まず最初に評価の高かった「ドライブレコーダー(Tzutalin)」を使ってみた。
オートスタートは出来たけど、オートストップができなかったので、「MacroDroid」というアプリを使ってオートストップ化することは出来た。
次に有名アプリ「アウトガード」を使ってみた。
このアプリは充電On/Offでちゃんと録画On/Offができた。問題なのはバッテリーの消費量。いかんせん画面がオンのまま録画し続けるので、バッテリーを食ってしょうがない。さらに熱もだいぶ持ってしまって録画できなくなってしまう。
次に試したのが「DailyRoads Voyager」。
DailyRoads Voyagerは常時録画も出来て、オートスタート/オートストップができて、さらにバックグラウンド録画もできた。最高、これで決まり。
DailyRoads Voyagerの設定
DailyRoads Voyagerの設定をしていきます。
自動モードの設定
まず大事なのは充電On/Offで録画On/Off機能。
設定→自動モード内の自動スタートの「バックグラウンドで開始」と「ビデオ録画を開始」にチェックを入れます。
そして設定→自動モード内の自動シャットダウンの「自動ドック検出」にチェックを入れて、「充電器が外されたら終了する」をとりあえず「10秒」にしておきました。
これで運転中はバックグラウンドで常時録画してくれます。
ビデオの設定
次に録画動画の品質の設定です。
設定→ビデオ内で、ビデオ品質を「HD 720p(1820×720)」にしました。これでも十分な画質です。
あと設定→ビデオ→ファイルごとのビデオの長さを「180秒」にしておきました。これで動画は3分ごとの細切れになります。
ファイルストレージの設定
次にファイルストレージの設定です。
常時録画してますので、ほっておけば内蔵メモりがパンパンになってしまいます。そうならないように録画の上限を決めて、それ以上は勝手に削除してくれるように設定します。内蔵メモりが25GBくらいなので、20GBぐらいをこのアプリに当てます。
設定→ファイルストレージ→テンポラリビデオの録画上限で、上限の条件を「空き容量」、ストレージ容量を「約20GB」、「古いファイルを削除」にチェックを入れます。
その他の設定
あと気になった設定として、電池節約のためGPSの利用をOFFにしました。
また、ホーム画面で録画ON/OFFが簡単に出来るようにボタンの表示を設定しました。
これでアプリの設定は終了です。
スマホを車に設置する方法
スマホをドライブレコーダーとして使用するための車に設置しなければいけません。設置にするにはスマホ用の車載ホルダーを用意します。
設置する場所を考えながら、あまりお金を掛けたくないので、この当りを用意しました。
まず吸盤式のカメラホルダー。194円。
フロントガラスにつける予定です。でもこのままではスマホが固定できません。
なので、スマホ用のアタッチメントホルダー。398円。
三脚とかにも付けられるやつです。
それから2mの充電ケーブル。160円。
そしてそれを固定する配線ホルダー。119円。
全部合わせても900円くらい。中国から届いたものがほとんどでだいぶ時間がかかりましたが、だいぶ安く済ませました。
カメラホルダーとアタッチメントをつなげて、フロントガラスにくっつけます。
そしてスマホを固定して、ケーブルを伸ばしてシガーソケット電源までつなげれば完成です。ケーブルを動かないように配線ホルダーで固定しました。
DailyRoads Voyagerの挙動
「DailyRoads Voyager」の通常画面はこんな感じ。右列で動画や写真の撮影を行います。
でも僕はバックグラウンドで動かしますので、この画面を見ることはほとんどありません。
見るとすればホーム画面のみ。ホーム画面の真ん中にあるのが、「DailyRoads Voyager」の設定の「ボタンの表示」で表示させたボタンです。通常は画面も消えてます。勝手に撮影している感じ。
撮影した動画を切り取ってみました。
昼間はこんな感じ。
夜でもこれだけキレイに映っています。
まとめ
問題は夏になって、車内に異常に熱くなったときにちゃんと撮影できるかです。
ほんとはドライブレコーダーなんて無くても良いくらい安全な世の中になればいいよね。
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