おすすめの本。『不安のメカニズム―心の病から脱出するために』。
このサイトでは「不安のメカニズム」という書籍を元に書いてあるところがたくさんあります。この本はとても良い本で、僕もこの本にお世話になったうちの一人です。
この本は随分と昔に発売された本で今は絶版になっています。しかしながら、この本にはパニック障害を克服するエッセンスが十分に詰まっています。僕はパニック障害を治すに当たって、たくさんのパニック障害関連の書籍を読みましたが、これほど明快に克服方法が書かれているものはありませんでした。この本は、パニック障害の本質が詳細に書かれていながら、とてもわかりやすく説明してあります。この本は確実にパニック障害の克服へと導いてくれると思います。このサイトでも十分説明しますが、機会があれば読んでみるのもいいと思います。
ちなみにこの本には「パニック障害」という言葉は出てきません。この時代にパニック障害という言葉はなかったので当り前と言えば当り前ですが、他の心の病の病名すら出てきません。なぜならすべての心の病を神経症として扱っているからです。この表現を不本意に思う人もいるかもしれませんが、読めばその意味がわかると思います。他の心の病を患っている人にも十分価値のある本だと思います。
もう一度言いますが、このサイトでは「不安のメカニズム」という書籍を元に書いてあるところがたくさんあります。ですが、わかりやすいように今の言葉に変えて書いてある部分もありますし、パニック障害者向きに言葉を変えてある場合もありますし、自分の考え、主観で書いた部分もありますので、その辺もご理解いただきながら読んでもらえればこれ幸いです。
パニック障害、その他神経症について、起こる仕組みから対処の仕方まで、とても丁寧に説明してあります。ここまで奥深く、それでいてわかりやすく書かれている本はないし、教えてくれる医者もいないと思います。ずいぶん昔に出版された本ではあるが、これを超える本は未だ出ていないと思います。
ということで、ぜひご一読してみてください。
この本はずいぶん昔の書籍なので、入出が困難な場合があります。「Amazon」なら中古品を買うことも可能ですが少々高くなっていますので、最寄の公共図書館や大学の図書館なら置いてある可能性があるので探してみるのもいいと思います。
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