ムーシャさん、アンケートありがとう!森田療法を思い出すきっかけになりました。

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口の中が痛いえむ氏(@mlog_xyz)です。

口の中って言っても、歯じゃないし歯茎じゃないし、ほっぺたの中の筋のような、外側から触るとリンパのあたりのような。原因は肩こりか、それとも疲れか、虫歯から来ているのかもしれない。早く治れ。

話は変わって、アンケートを紹介します。

過去のアンケート回答まとめ

パニック障害のアンケート回答者をまとめています!回答してくれた方、ありがとうございます!

それではいってみましょー!

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ムーシャさん(男性)

パニック障害になったのはいつごろ?暦は何年?原因は?

1回目は2006年頃、2回目は2014年頃です。
原因は満員電車の急停止&停電。

どんな症状がどんなときにでる?

通勤時の満員電車や会議など「逃げられない」シチュエーションで動悸や息苦しさ、頭が狂ってしまうのではないかという感覚に襲われます。また幼い我が子と二人きりの時、「この子を守れるのは自分だけなのに今倒れてしまったらどうしよう」という感覚に苛まれることで症状がでることもあります。同時にヒステリー球(自律神経失調)も出てきました。

パニック障害になってから今まで何してた?

初めてパニック障害が出たときはネットで症状を調べ、すぐにクリニックへ行き投薬治療をした結果数週間で予期不安・発作は消えました。その後減薬/断薬を経て新幹線や飛行機に乗る時に頓服のデパスを飲む以外何もなく日常生活を送っていいました。

数年たち関西に転勤し同時に結婚し、子供にも恵まれ平穏な生活を送っていましたが、2歳になる娘を公園で遊ばせている時、既に書いたような不安が頭を過り、その不安が次の不安を呼び以前のようなパニック症状が再発しました。

症状は既に経験済みでしたので、近所のクリニックに行き投薬治療を再開し、今に至ります。

治すために何した?

まずは投薬治療。初期の急性期には必要だと思います。

3歩進んでは3歩も4歩も下がるような日々に何度も落ち込み、コーヒー・タバコ断ちをしたり、軽い運動や瞑想を始めたりもしました。

図書館やネットで色んな資料を読み漁るうち「森田療法」という治療法を見つけ、何か自分に合いそうだなという印象を受けました。

ただその中に書いてある内容・療法は具体性を得ず、他に「すがれる」ものを探している時、偶然にも義母が森田療法を学びカウンセラーの資格を持っていることがわかりました。

彼女(義母)自身も若い時分から不安神経症に悩まされた結果森田療法等に出会い、そして寛解した経験を持っていました。※妻はその反対で心臓に毛が生えたような人間です。

治すためには何をすればいい?

投薬治療を続けながら、えむ氏さんのサイトや同じように神経症、パニック障害に苦しむ方のブログを見たり、義母の説法(笑)や森田療法関連書籍を読んでいますが、恐らく皆さんお分かりになっていると思いますが「日常生活を実践」していくしか最終的にはないと思います。

「周りの人はみんな平穏な生活を送っているのに自分だけこんな辛い症状がある」から「以前の快活な自分に戻りたい」と心底願ってらっしゃると思います。その到達地点はその周りの人と同じような普通人の生活ではないでしょうか。

「普通人の生活とは何ぞや」と言われると定義は難しいですが、私の場合毎朝通勤して仕事をこなし、娘の成長を見守り、三食ご飯を食べ健康に過ごすことでしかありません。

電車で今でも毎日のように脂汗をかき動悸が出ていますが、傍からみるとその他大勢の乗客と同じようにしか映っていないと思います。だから結局それでいいし、それでしかないのだと自分に言い聞かせています。

とりあえず「過去は過去でそれで良い」し、「不確実な未来は単なる妄想」です。今ドキドキして頭が狂う心配をしている自分がそこに「いる」だけです。以下も以上もなしと思い聞かせています。

治すためにはどんな考え方が必要?

上記のような考えをしていますが、逆にそれにとらわれることもあるのが事実です。自分で標語ばかりを作ってもある一定のところまでは行けますが、なかなか前に進んでるようには感じないと思います。

そこで今、えむ氏さんが書かれた4つの言葉が非常に有効だと思っています。パニック障害の方は人一倍「こうでなくてはならない」という観念が強いと思います。倒れてならない、無様な恰好はできない、と考えれば考えるほど「受け入れる」のは難しいと思いますが、まずは倒れてもいいし、他人の助けを借りてもいいし、もしそうなっても「死なない」ということを頭の片隅に入れながら徐々に受け入れていくことが大切ではないかと考えています。

今でも治ってない理由は?

色々なことを言っておいて元も子もないですが、頭ではわかっていてもやはり症状がでてしまいます。そういう性格なんだと思うようになってきました。折り合いをつけるという方向に変わってきているように思います。

ただ、性格はこのままでも悪く考える「クセ」はある程度修正可能な気がする今日この頃です。

ちなみにどんな性格?パニック障害と性格って関係あると思う?

関係大ありだと思います。ああいう風になりたい、成功したい、立派な人間になりたいという欲望が人一倍強いくせに、些細な失敗を怖がる性格です。

パニック障害を患っている人にメッセージ

よく「神経症、パニック障害になって良かったと思える」という方の声を聞きますが、はっきりいってそんなこと全く思ったことありません(笑)。今も辛い症状の真っ最中です。が、克服した義母や他の方を見ているとあながちウソでもなさそうです。克服後に大成されている方も多いと聞きます。

乗り越えればきっと同じ心境になれると信じて、諦めず日々の生活を丁寧に送っていきましょう。これだけ色々なことが心配できる性格であれば今後役に立つことがきっとあるはずです。

アンケートを読んで

ムーシャさん、パニック障害のアンケート答えてくださってありがとうございます。

森田療法は僕も本を何冊か読んだことがあり、薬物療法による一時的な対処療法ではなく、森田療法のような精神療法がパニック障害の根本的解決に繋がると考えています。ブログにも少しまとめたりもしていたし。しかしながら、ムーシャさんの言うように、症状が出ても「あるがまま」にするのはとても難しく何だかんだ抗ってしまうんですよね。難しい…。

ムーシャさんのアンケートを読んでいると、森田療法の本を読んでいたころの自分が思っていたようなことが書いてあって、忘れてしまった考えを呼び起こすことができました。僕も「こうでなくてはならない」とよく考えるほうで、森田療法を学んで少し考えがほぐれたかなーと思っていたんですが、最近はまた考えが凝り固まっているのかなー。

また、森田療法の本を読みなおそうと思います。

まとめ

アンケート回答者を引き続き募集してます。

アンケートの形をとらなくても、寄稿でもOKです。

このブログでよければ、吐き出したいことや伝えたいことを発信できますよ。何かあれば気軽にメールでもOKです。メアドはmlog.xyz@gmail.comです。

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