パニック障害のメカニズム

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ここまで神経系について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?理解できましたか?勘のいい方ならパニック障害と神経系の関係がもうわかったはずです。ここでパニック障害が起こるメカニズムについてお教えします。

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パニック障害は交感神経と副交感神経のバランスが取れていないために起こる障害である。

パニック障害は交感神経と副交感神経のバランスが取れていないために起こる障害である。

これだけです。パニック障害を患っている方は交感神経と副交感神経のバランスがとれていないのです。
もう少し厳しい言い方をすれば、あなた自身が自律神経系のバランスを崩しているのです。
「あなた自身が」と言った意味がおわかりでしょうか?普段の生活であなたは次に挙げるような経験はしていませんか?思い出してみてください。

あなた自身が自律神経のバランスを崩している

パニック障害者を患っている方は、動悸・息切れ、震え、発汗、胸の圧迫感や痛み、窒息感、吐き気・腹部の不快感、めまい・ふらつきなど、体に不快な症状が起きることがあります。
しかしよく考えてみればこれらの症状は、パニック障害を患っている方だけに起こる症状ではありません。普通に生活をしている方にもこれらの症状が起きることはあります。
でも普通に生活をしている方にこのような症状が起きても、「今日はちょっと疲れているのかな…。」などと思い、それほど心配はしないと思います。
しかし、パニック障害を患っている方は、これらの症状が起きると「あ!やばい!パニック発作の予兆だ!」とか「また来た!このまま息ができなくなるかもしれない!」と思い、必要以上に不安になり恐怖します。
ほかにも「また心臓がドキドキする。心臓が悪いのかな…。」とか「今度またあの症状が起きたらどうしよう…。」と心配を募らせる方もいます。

このように、誰にでも起きる症状に怯えたり、次に何が起こるのかと絶えず心配や緊張をしたりしていると、交感神経を必要以上に刺激させて、自律神経系のバランスを崩してしまうのです。

不安・恐怖→交感神経刺激の悪循環

さらに、このように自律神経のバランスを崩していると、今以上に不快な症状が現れ、ますます不安や恐怖に襲われ、心配が募り、その結果、ますます交感神経を刺激して、自律神経系のバランスをさらに崩していきます。
「不安・恐怖→交感神経を刺激→不安・恐怖の増大」といった悪循環にはまってしまうのです。このようにパニック発作や予期不安、広場恐怖を恐がったり怯えたり心配したり気にしたりしている限り、交感神経は必要以上に刺激され、自律神経系のバランスが崩れてしまうのです。

自律神経のバランスを戻そう

このようなことを言うと、「そんなこと言っても、パニック発作は恐いし、予期不安や広場恐怖を心配するのは当たり前じゃないか!」「あのパニック発作の恐怖を我慢することなんてできないよ!」と言われそうです。
その通りです。私もその気持ちを痛いほどわかっています。パニック発作のあの衝撃は、体験した方にしかわからない、凄まじいものがあります。まさに命懸け、死に物狂い、といった感じでしょうか。
私も何度も何度も不安と恐怖に押し潰されてきました。その度に生きている心地がしませんでした。しかし、パニック障害から回復するには、自律神経系のバランスを元に戻すしかないのです。

まとめ

あなたたちは今、確実に交感神経が優位な状態になっていて、神経過敏状態、緊張状態が続いているのです。その神経を正常に戻し、緊張をほぐし、自律神経系のバランスを元に戻すために、これからの説明を読んで意識して実行してみてください。パニック発作が起きた時も、予期不安が起きた時も、広場恐怖が起きた時も、体に不快な症状がでた時も、不安と恐怖に押し潰されそうな時も、少しだけ、ほんの少しだけでもいいので、意識して実行してみて下さい。

目次

1. あなたのパニック障害の治し方、間違っていませんか?
2. 自律神経について
3. パニック障害のメカニズム
4. 4つの言葉
5. 常に付きまとう不快な症状
6. 不快な症状は過敏な神経のいたずら
7. パニック発作
8. 恐怖を識別する
9. 広場恐怖
10. 4つの言葉をうまく使うために

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