ギタースタンドの種類と特徴、選び方。オススメ5選。

ギターを買いました、えむ氏(@mlog_xyz)です。

これで晴れて本当のレスポーラーになったわけですが、ここにきて改めてギタースタンドの大切さを感じたわけです。

今は500円くらいのオーソドックスなギタースタンドを使っています。

今までこのスタンドを使っていて、ギターを倒したことはありませんが、万が一倒してネックを折ったら泣くに泣けません。

そして、ラッカー塗装のギターを扱うのもはじめてで、こんな安いスタンドでは申し訳ない気もしてます。

ということで、ギタースタンドも新しいのを買おうと思って、調べてみました。

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ギタースタンドのあれこれ

ギタースタンドの種類

まず、今回選定するギタースタンドは、1本だけ置けるタイプです。複数のギターを置けるタイプは対象外です。

ギタースタンドにはたくさんの種類があります。その中で、ギターをどのように固定するかによってタイプが別れます。

  • 立て掛けタイプ
  • 吊り下げ(吊りもたれ)タイプ
  • 壁掛けタイプ

立て掛けタイプ

ギタースタンド 立て掛けタイプ

「立て掛けタイプ」のギタースタンドは昔からある一番オーソドックスなタイプで、安いものは500円くらいから売っているものです。初心者セットに入っているのも、このタイプです。

ネック部分とボディエンド部分でギターを支えます。

吊り下げ(吊りもたれ)タイプ

ギタースタンド 吊り下げタイプ

「吊り下げタイプ」のギタースタンドは、最近良く見かけるタイプで、ネックの部分を引っ掛けて吊り下げるタイプです。

吊り下げていますが、ボディの裏側部分でも少し支えているので、吊られながらもたれる(寄りかかる)状態になります。

壁掛けタイプ

ギタースタンド 壁掛けタイプ

壁掛けタイプは吊り下げタイプと同じくネックの部分を引っ掛けて吊り下げるタイプです。

吊り下げタイプと違うのは、ネックのみでギターを支えています。

また、壁にかけるためスペースも有効利用できまが、壁にネジを挿さないといけません。

ギタースタンドによるネックへの負担について

ギタースタンドを語る上でよく話題に上がるのが、ネックへの負担です。

「立て掛けタイプ」のギタースタンドは、ネックに負担がかかり、ネックが反ってしまうのではないかということです。

その理屈でいうと「吊り下げ(吊りもたれ)タイプ」のギタースタンドも、ギターがやや斜めになり垂直に負荷がかかっていないので、駄目ってことになります。

ギターを垂直にして真下に重力にかけたいのであれば「壁掛けタイプ」のギタースタンドになりますが、色々な話を聞いたうえで、「そもそもギタースタンドによるネックへの負担なんかない」派に僕はなりました。

ギターのネックには弦によるテンションが70~80kgくらいかかっていると言われています。それに耐えうるようにネックは作られています。

4、5kgのギターが立て掛けたネックにかける負担はたかが知れているでしょう。

ラッカー塗装に対応かどうか

今回ラッカー塗装のギターを手に入れたわけですが、ギタースタンドにそのままギターを置くと、ギタースタンドのゴムとラッカー塗装が化学反応を起こし塗装が変質する、いわゆる「ゴム焼け」「スタンド焼け」が起きるそうです。

ラッカー塗装対応と謳っているギタースタンドもありますが、あまり多くありません。

というより、メーカーはいくら頑張って「ラッカー塗装対応」のギタースタンドを作っても、すべてのラッカー塗装のギターを試したわけではありません。

万全を期してはいるけど、万が一「塗装が溶けた」と文句言われるくらいなら、「ラッカー非対応」って言っといたほうが楽でしょ。

逆にプレイヤーは「ラッカー塗装対応」を鵜呑みにせず、対策を施したほうが良いです。

ゴム部分とギターが接触しないように、クロスなりウエスなり布なり包帯なり手ぬぐいなり靴下なりを挟み込みましょう。

あとはモフモフの「ギタースタンドブラジャー」をつけるかですね。

HERCULES(ハーキュレス)のギタースタンドがベタベタになる件について

僕は昔、HERCULES STANDSのギタースタンドを使っていました。HERCULESはギタースタンドではおなじみのメーカーで人気もあります。

僕が買ったのは「GS414C」というやつで、定番の「GS414B」のクロームVer.で少し骨太なやつでした。

使用感に問題はありませんでしたが、5年ほど使った時、高さ調節のためのプラスチックのグリップ部分がベタベタになっているのに気が付きました。

そしてそのうちグリップ部分が壊れて中からバネが出てきた思い出があります。

それからHERCULESのギタースタンドは敬遠していましたが、今回調べていると、そのベタベタが改善していることを知りました。

今購入するものは、ベタベタにならないようです。

【無償交換】HERCULESのギタースタンドがベトベトしたら注意!壊れても無償で交換してもらえる方法!
僕は「HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / GS414B」というギタースタンドを使用しています。 このスタンドはギターのヘッドの付け根部分を掛けることで自動的にロックされる

おすすめのギタースタンド

ここからは、僕が気になったギタースタンドを紹介します。

HERCULES STANDS GS414B

「吊り下げ(吊りもたれ)タイプ」のギタースタンドを流行らせたと言っても過言ではない「HERCULES STANDS」。丈夫で安定感があるデザインと、落下防止用の「AGS(オートグラムシステム)」が売り。

その中でも定番の「GS414B」。変形ギターなら「GS412B」、持ち運ぶ可能性があるなら「GS415B」でもいいかも。

ULTIMATE GS-1000PRO

「吊り下げ(吊りもたれ)タイプ」のギタースタンドで「HERCULES STANDS」と双璧を成す「ULTIMATE」。HERCULESより優れいている点は、少し細め、折りたたんだ時コンパクト、軽い、安い。

「GS-1000PRO」はHERCULES同様、落下防止用の自動クローズ式ヨーク・ゲート付き。

D&A Guitar Gear SS0102 STARFISH+

「D&A Guitar Gear」は、アメリカのロサンゼルスが拠点の機能性とデザイン性に優れたギタースタンドを発売するブランド。

こちらも落下防止用の「重力作動式のヘッドロック」が付いた「吊り下げ(吊りもたれ)タイプ」のギタースタンド。

さらには「STARFISH(スターフィッシュ=ヒトデ)」の名の通り、5本脚で安定性が抜群。

ギターのネックをグリップする部分は、ギターの塗装にやさしい新素材「TPEポリマー」が小さな突起状に並び安全に保護します。

落下防止用にネックをロックする透明パネル部分は、防弾ポリカーボネートという素材を採用しています。

TAMA 839

日本のドラムブランドである「TAMA」が出しているギタースタンド。

「立て掛けタイプ」のギタースタンドの中でも、屈強でいてとても重い。

マイクスタンドような三脚部分やメタルパーツのナット部分がかっこいい。

海外のメーカーよりも日本のメーカーが良い!って言う人もいると思います。でも実は中国製なんだけどね。

OHASHI G450N

いろいろな楽器スタンドを扱う日本のメーカー。

正真正銘の吊り下げタイプ。変形ギターも余裕。

ネックのためにギターを吊り下げたいけど、壁にネジ穴をあけるのは無理という方におすすめ。

まとめ

ってことで、僕がどのギタースタンドを買ったかというと、「HERCULES STANDS GS414B」を買いました。超無難な選択です。

TAMA 839」とも迷いました。安定性では甲乙つけ難い感じでしたが、ロック機構があるほうに軍配が上がりました。

HERCULESとUltimateでも迷いましたが、ロックする部分に包帯が巻きやすそうなHERCULESを選びました。

早速ギターが接触する部分に包帯を巻いてみました。

HERCULES GS414B 包帯を巻く
HERCULES GS414B ラッカー対応

とりあえず、こんな感じで使ってみます。

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