常に付きまとう不快な症状

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それではまずは、日々の生活に付きまとう体の不快な症状について説明しましょう。
みなさんの中で、パニック発作や予期不安や広場恐怖と断定するまではいかないけど、何か体の調子がおかしい、疲れがたまりやすく取れにくい、いつも胃が痛い、何だかそわそわする、手足が震える…、などといった症状がいつでも付きまとっている方はいませんか?
今挙げた全ての症状でなくても構いません。そういった症状がいくつかはあるという方が大半ではないでしょうか?そういった方は、前述したとおり、自律神経系のバランスが崩れています。交感神経が必要以上に刺激されて、神経過敏状態、緊張状態が続いているのです。

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不快な症状は誰にでもある

無責任に聞こえるかもしれませんが、あなたの体に不快な症状が出る理由は、私にはわかりません。
しかし、はっきりと言えることは、その不快な症状を持続させたり、悪化させたりしているのはあなた自身の感情と言えます。
よく考えてみてください。「頭が痛い」、「胃が痛い」などといった不快な症状なんてパニック障害を患っている方でなくても、普通に生活している方にだって起こり得ることなのです。その理由だって、疲れ、風邪気味、睡眠不足などなど考えられる理由はたくさんあって、断定することはできないかもしれません。というより、そんな原因の追求すら意味のないことかもしれません。
普通に生活している方なら「ちょっと体調悪いな…。でもまあいいか。」くらいの関心しか持たず、その症状をほっておくでしょう。それに対してあなたは、パニック発作の前兆ではないか、どこか体が悪いのではないかと心配し、不安になり、原因を追究し、いつもその症状を気にかけている、そうではありませんか?

悪循環から抜け出そう

自律神経系は感情に反応すると説明したのを覚えていますか?あなたが心配し、不安になり、その症状をいつも気にかけている限り、交感神経は刺激されて、自律神経系のバランスが崩れるのです。
自律神経系のバランスが崩れれば、また症状が持続したり、悪化したり、新たな症状が出たりして、そしてまたあなたはその症状を心配して不安になって気にかける…。この悪循環から抜け出さなければならないのです。

そこで出てくるのが、前述した「直面すること」、「受け容れること」、「浮かんで通ること」、「時が経つのにまかせること」という4つの言葉です。これらの言葉についてもう少し詳しく説明したいと思います。

4つの言葉の意味

4つの言葉をしっかりと理解するには、その言葉の反対の言葉を考えるとわかりやすいと思います。
1つめは「直面する」。「直面する」の反対は、直面せずに逃げる、といったところでしょうか?これはどんな症状にも、逃げたり気づかないふりをしたりするのではなく直面しろということですね。
そして2つめ「受け容れる」。これの反対は、受け容れずに敵視して闘うという感じですね。症状をどこかに追いやろうとしたり、取り押さえようとしたりせず受け容れろ、ということです。
そして3つめが「浮かんで通る」ですが、これはちょっとイメージがつかみづらいかもしれません。浮かんで通るとは、気にしない、波風を立てないといった意味でいいでしょう。症状をいつも気にかけたり心配しすぎたりするな、症状が出てもあわてふためくな、ということです。
そして最後が「時が経つのにまかせる」。これは言葉の通りです。何でも時間が解決してくれるという意味です。

目次

1. あなたのパニック障害の治し方、間違っていませんか?
2. 自律神経について
3. パニック障害のメカニズム
4. 4つの言葉
5. 常に付きまとう不快な症状
6. 不快な症状は過敏な神経のいたずら
7. パニック発作
8. 恐怖を識別する
9. 広場恐怖
10. 4つの言葉をうまく使うために

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