自律神経について

puzzle-1379763701fD1

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

パニック発作はなぜ起きるのか?

なぜパニック発作が起きるのでしょうか?なぜ予期不安、広場恐怖が起きるのでしょうか?なぜいつも体に不快な症状が起きるのでしょうか?
これらを説明するには、人間の体の中にある神経系について理解しなければいけません。少しく難しく感じるかもしれませんが、知ってしまえばとても単純なことなので、しっかりと理解してください。

  • 神経系
    • 随意神経系
    • 自律神経系(不随意神経系)
      • 交感神経
      • 副交感神経

人間の体には大きくわけて2つの神経系があります。上の図にあるように随意神経系と自律神経系です。

随意神経系と不随意神経系

随意神経系は手足や頭、体などの運動をつかさどる神経系です。随意神経系は私たちの意志によって動かすことが出来ます。
例えば、机の上のペンを取りたいと思った時、私たちは手を伸ばしてペンをつかむことが出来ます。運動をつかさどる神経系なので、運動神経と呼ばれることもあります。
手を動かしたり、首をひねったりと、私たちが普段の生活で意識することのできる神経です。

それに対して、自律神経系は不随意神経系とも呼ばれ、随意神経系とは逆に、自分では動かしたりコントロールしたりできない神経系です。
例えば、私たちは心臓や肺、腸などの内臓器官を、私たちの意志で動かしたり止めたりすることはできません。それら内臓器官の働きを支配し、コントロールしているのが自律神経系なのです。
言い替えるなら、自律神経系は私たちの意志の支配下にはないということになります。

感情に反応する自律神経系

自律神経系は私たちの意志には反応しません。しかし、私たちの感情には敏感に反応するのです。ここ重要です。

例えば、山道を歩いていたら少し向こうの草むらから大きな熊が顔を覗かせていたとします。当然、私たちはびっくりします。この時、私たちの体はどうなるかというと、顔面蒼白になり、瞳孔が開き、心臓がドクンドクンと高鳴り、手に汗をかきます。「わっ!熊がいる!」と頭の中で悲鳴をあげているうちに、体はこれらのことを行っているのです。
しかし、これらは私たちが意識して行なっているわけではありません。意識して顔面蒼白にしているわけでもなく、意識して心臓を高鳴らせているわけでもありません。私たちの意志で行なっているのではなく、私たちの感情に自律神経系が反応して、自律神経が勝手に行っているのです。逆を言えば、私たちの意志で止めることもできないのです。もし止めたいのなら、私たちの感情を変えるしか方法はないのです。

交感神経と副交換神経

  • 神経系
    • 随意神経系
    • 自律神経系(不随意神経系)
      • 交感神経
      • 副交感神経

自律神経系も2つにわけることができます。上の図にあるように、交感神経と副交感神経です。
おおざっぱに言うと、交感神経は興奮をつかさどる神経です。ここで言う興奮とは、気持ちいい興奮ではなく、戦闘的、怒りといったイメージの興奮です。交感神経は起きている時に働き、特に緊張している時に強く働きます。
それに対して、副交感神経は、おおざっぱに言うと、リラックスをつかさどる神経です。眠っている時やリラックスしている時に働きます。

私たち人間の感情により強く反応するのは交感神経です。交感神経は、あらゆる刺激やストレス、さまざまな危険に対して、防衛態勢を整えるという役割を担っています。
ネコなどの動物が危険に襲われそうになった時、凍てつくように静止しじっと睨み、次の瞬間、一目散に逃げる、といった反応を見たことはありませんか?あれらの反応は、交感神経が行っているのです。
危険にさらされた時、リラックスしていてはとっさに動けず助からないかもしれないし、自分の意識で行なっていては対応が遅くなってこれまた助からないかもしれません。ですから無意識的に、感情にすばやく反応して、あれらのことを行なっているのです。
同じように、私たち人間も恐怖や危険を感じた時、体の中で同じような反応が起きるのです。

自律神経系はバランスをとって保たれている

私たち人間は、普段の生活の中で、体で起きるさまざまな働き、反応を意識しないで生活することができています。
それは、副交感神経が交感神経の働きを抑えているからです。私たちが怒ったり、恐れたり、興奮したりした時はじめて交感神経が副交感神経を圧倒するようになって、内臓器官に強い刺激や促進作用を及ぼして、不快感などの体の働きを意識できるようになるのです。
このようにして、交感神経と副交感神経は互いに正反対の作用を及ぼしながら、内臓器官の働きを助け合っています。つまり、人間の体は、交感神経の刺激作用と副交感神経の鎮静作用とがうまくバランスがとれているからこそ、内臓器官の機能が正常に保たれているのです。

目次

1. あなたのパニック障害の治し方、間違っていませんか?
2. 自律神経について
3. パニック障害のメカニズム
4. 4つの言葉
5. 常に付きまとう不快な症状
6. 不快な症状は過敏な神経のいたずら
7. パニック発作
8. 恐怖を識別する
9. 広場恐怖
10. 4つの言葉をうまく使うために

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

フォローする

自律神経について
この記事をお届けした
えむ氏のログの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
トップへ戻る