えむ氏とパニック障害

パニック障害を患って辛い苦しい思いをしている人、パニック障害を患っている人が周りにいる人、パニック障害に興味がある人、そんな人たちに役に立ったり力になれればと思っています。どうぞよろしくお願いします。

スポンサーリンク

自己紹介

えむ氏です。
今もパニック障害を患ってて、パニック障害歴は10年ほどです。だけど、体調はほぼ安定していて、普通の生活は送れていると思います。
今は8時間労働を5年ほどしています。遠出が苦手です、電車に乗るのが苦手です。以前より乗れなくなりましたが、そのうちまた乗れるようになると思います。

パニック障害になったのは

僕がパニック障害になったのは、大学4年生の時で、ちょうど就職活動が終わった時期でした。
それから大学を卒業し働きだしましたが、体調が悪くなり休職しました。
それから半年後復職しましたが、ある日の仕事帰りに大きなパニック発作に襲われて、それからそのパニック発作の起きた所より遠くは行けなくなってしまい、結果会社にも行けなくなってしまいました。
次の日から行動療法を行い、何とか会社に行こうとしましたが、なかなかうまく行かず会社を辞めることになりました。
その会社は僕のパニック障害を受け容れてくれていてとてもいい会社だったのですが、家から遠かったのが残念でした。
体調が悪くなったのは、社会人になったばかりでいろいろ経験していくうちに、知らず知らずのうちに緊張や疲れが溜まっていたのだと思います。
その時はパニック障害をあまり理解していなかったので、緊張や疲れのほぐし方などは知りませんでしたから。
仕事が辛いとか、人間関係が…みたいなことは全然なくて、会社の方々も僕のことをとてもかわいがってくれていたので、今でもほんとに申し訳なく思っています。

パニック障害を必死に勉強

それから僕はパニック障害について自分で調べるようになりました。
本を読んだりネットで調べたりして、パニック障害のことや認知行動療法、自律訓練法、呼吸法なども知りました。
パニック障害に効くと言われるものはいろいろと試しました。各種療法から怪しい療法までいろいろやりました。
パニック障害を理解していく中で、パニック発作や予期不安、広場恐怖が起きた時の対処の仕方や心のあり方、不安や緊張、ストレスの消し方、リラックスの方法など習得していき、いろいろな経験をしていきながら、普通の生活ができるようになっていきました。

パニック障害が治れば

僕はパニック障害になって心や体の不調にずいぶん辛く苦しい思いをしましたが、パニック障害になったこと自体には、あまり落ち込んだりネガティブになったりしませんでした。
その理由は、僕は治ることを信じていたし、パニック障害を人生の試練のように捉えていたし、何よりこの病気が治った時僕は人間としてひとまわり成長できる、今以上に強く優しい男になれると真剣に思っていたからです。これは今でも思っています。
今ではパニック障害は僕の個性であり、この経験は絶対に人生での武器になるとも思っています。そんな気持ちでいたから僕は今まで何度も痛い目にあわされても這い上がってきました。

感謝しかない

それから僕には周りに支えてくれる家族と友達がいました。家族や友達には感謝しきれないほどお世話になったし、今もお世話になっています。
パニック障害を患っている人で、周りの人が理解してくれないという人もたくさんいると思います。そんな人のためにも僕が役に立つことはないかと考えています。このサイトでパニック障害の方の力になり、パニック障害を知らない方に理解してもらえればと思っています。

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました