[パニック障害]認知行動療法で電車に乗った

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今日は久しぶりに電車に乗りました。

ずっと電車に乗る機会がなくて、というかもしかしたら電車を避けていたのかもしれませんが、電車に乗らなくてはいけない理由ができたので、そのときのための練習です。

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前回の苦しい思い出

少し前に電車に乗ったとき、2駅乗っただけで不安になり、パニック発作のような状況になりました。ひとりではなかったし、そこまで遠くないのに、久しぶりに電車に乗ったからなのか、とても不安になりました。

少したったら少し落ち着いたのですが、逃げ出したい、この苦しい状況から開放されたいという気分になりました。いつも車移動なので、車が近くになくてすぐに動けない不安、家や車などの自分の安心できるものに執着し、自分の力で不安を抑えることは不可能だと思っている幹事でした。

レキソタンを飲んでいざ電車へ

今回は電車に乗る前から頓服薬のレキソタンを服用しました。抗不安薬の頓服薬は不安になる前に飲んでもおいてもいいのですが、最近はまったく服用していませんでした。こんな不安になるかもしれない時には、服用しておいたほうがいいですね、特に自信がなくなっているとき。

今回は父と電車に乗りました。いざ電車に乗ってみて、前降りてしまった2駅目まで行きましたがそれほど不安がなかったので、もう1駅乗ってみました。

もし不安になっても父がいるし、また電車に乗って帰ってこればいい、もし電車が待っていられなかったらタクシーに乗ってもいいし、タクシー乗り場まではどんなに苦しくても歩いていけるだろうし…、といろいろ考えていたけど、あれ?そんな思ったほど不安にならないなと感じていたら、すぐに3駅目に着きました。

ここからが勝負の分かれ目

以前に比べれば、3駅目までいけてすごい!全然大丈夫でよかった!ここまで来れたー!と思えます。確かにそれは思っても全然悪いことではありません。

でもここからが勝負の分かれ目。このいい気持ちのまま帰ってもいいんですが、もう少し進んでみるのもいい選択です。とはいえ、ともて勇気のいることです。なぜなら次は急行の電車なので、2駅飛ばして、3駅目までそのまま行きます。実質6駅目!!もう1駅行ってみよう、というスタンスとはわけが違います。それでも僕の目標の駅はもっと先だし、こうやって電車に乗るチャンスはもう限られています。僕は進むことを決意しました。

前に進む勇気

こういうのは、行く前、行く途中が一番怖いのです、目的地に着いてしまえばもう帰るだけですから安心できます、帰り道なんて不安になることはそうそうありません。次に電車に乗れば3駅目までは降りられない、引き返したくても自分の思い通りにできないのが電車の嫌なところ。でも強い気持ちをもって電車に乗ります。

えい!と電車に乗ってしまいました。もう降りることはできません。不安になるかな思ったけど、あれ?大丈夫っぽいという気持ちになりました。3駅分の時間も距離もそれほど苦になりませんでした。その駅について30分ほどぶらぶらして、今の状況を噛み締めました。久しぶりにここまで来れたなー、あまり不安にならなくてよかったー、と。

まとめ

もう1駅、2駅行けそうな気がしましたが、あまり無理をしてもいけませんので、その駅を引き返しました。自分の中では、もうちょっといけそうだなという気持ちがあるので、次は少し自信を持ってできそうな気がします。頓服薬であるレキソタンを事前に服薬したのもよかったのかもしれません。少しずついける距離を伸ばしていきたいと思います。

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